人間は生きていれば必ず不安感に襲われることがあります。
その不安感を逆に糧として頑張れる方も入るのですが、
たいていはこの不安感に押しつぶされそうになり、生
きにくいと感じてしまうものです。
こうなってしまうと、頑張る気力も失ってしまいますね。
では、この様な不安感を解消するにはどの様な方法が
効果的なのでしょう?
まず、不安があると感じた時の自分の置かれている状態を
考えてみてください。
疲れが溜まっていたり、睡眠不足が続いていたり、体力に
限界を感じていたり、ストレスをたくさん溜めこんでいたりしませんか?
この様に体が限界を感じた時に、それでも頑張ろうとしてしまうと、
心がその体に信号を与えるようにして「不安感」を
発生させてしまいます。
体の疲れはネガティブな思考を生みだしやすいからです。
気分が落ち込みがちだな、後ろ向きな考えしか浮かばないな、
どうしようと意味もなく不安が押し寄せてくるな、と感じたら、
まずは自分の体をしっかりと休めることが、不安感を
落ち着かせる一つの方法です。
夜は薄暗い部屋で目と体を休ませ、ストレッチなどを行い、
睡眠に入りやすい環境づくりを行ない、しっかりと睡眠を
とってみましょう。
これだけでも翌日には不安が解消され、ポジティブな考えに
転向させられるものです。
しかし、不安が邪魔して、眠りたいのに眠れないという事も
ありますね。
これでは解消させる方法を行いたくても、いつまで経っても
その不安を解消させることが出来なくなってしまいます。
その為、眠る前に、まずは不安要素を何でもいいので
紙に書きだしてみましょう。
*明日の仕事が不安
*今日してしまった失敗をまたしてしまったらどうしよう
*明日早く起きれるかな
*あの人に嫌われているかも
など、何でもいいのです。思いつく限りの不安を
全て紙に書きだすのです。
そして、全て書き終えたら、「これは明日の宿題」と
言いましょう。
不安と言うのは、考え事がたくさんあり、その答えが
見つからない状態です。
だから答えを見つけようと考えてしまうのですが、
たいていその答えは出ません。
だから、考えるだけ無駄なのです。
しかし、考えずにはいられませんね。
ですから、「明日考えるから大丈夫」と頭の中にある
考えなければならないことを、紙の中に移動させてあげるのです。
明日その紙を見れば、そこから考えることを始めればいいと
思えれば、頭の中がすっきりして、案外安心して眠りにつくことが
できるものです。
ぐっすり眠れれば、翌日にはポジティブな思考を持つことが
出来ているので、紙を見ても、「なんでこんなこと考えていたのかな」と
思えるものです。