筋トレ前の短時間ストレッチが常識になりつつあるってご存知でしたか?
僕が、数年前にトレーニングジムでアルバイトをしていたときは、筋トレ前や運動前の静的ストレッチをしっかり行うのは常識でした。
静的ストレッチは、筋肉や関節はゆっくりとじっくり伸ばしていきます。一か所につき20秒以上。
体を動かす前に、しっかりと体中の筋を伸ばし、可動域を広げます。
このメリットを聞いたら、誰でも筋トレ前にしっかりストレッチをするのは当然ですよね。
でも、現在はストレッチの考え方が変わり短時間のストレッチが良いようです。
筋トレ前の静的ストレッチが良くない理由
筋トレ前に静的ストレッチを行うとなんと・・・運動パフォーマンスが低下していしまうという実験結果が出ているのです。
実験では約60秒ほど静的ストレッチを行ったところ、筋肉が伸びすぎが原因なのか効率よく筋肉を動かせなかったとのこと。
確かに、この結果を聞いてみると伸ばし過ぎた筋肉は動かしにくそうです。
以前は、静的ストレッチで筋肉を伸ばすのが常識だったのですが今はそうではありません。
筋トレや運動前は短時間の静的ストレッチが有効
筋トレや運動前は、短時間約10秒づつくらいの静的ストレッチがおすすめです。
程よく伸ばした筋肉は、柔軟性や運動パフォーマンスがアップします。
今まで、しっかりとストレッチをしてきた者としては信じられないかもしれませんが、本当の事なのです。
もし、次回体を動かす前に短時間の静的ストレッチをしてみてください。
頭の中では「そこまで実感できない・・・」と感じながらも、動きの一つ一つが微量ながらも向上している可能性が高いです。
それと、休憩時や次のトレーニングの空き時間にも短時間の静的ストレッチを行ってみてください。
再び体を動かした時に、スムーズな動きや身のこなしが実現するかもしれません。
仕事の休憩中でも短時間の静的ストレッチは良い?
仕事の休憩中に短時間の静的ストレッチで、疲れを解消し、頭の中をスッキリさせる効果が期待できます。
座りっぱなしのデスクワークや歩き詰めの外営業では、決まった筋肉ばかり動かされて凝り固まっているかもしれません。
そんなときは、短時間の静的ストレッチを行い体の調子を整えましょう!