昔の人たちと現在の私たちとの脳はほとんど変化していないと言われています。
しかし、人々が考えていた以上の速度で文化や文明が発達してしまったため、脳自体がついていけてないのです。しかも、快感や意欲と言ったドーパミンが脳から分泌される脳ホルモンが過剰に反応するような刺激が増えています。
ただ、様々な刺激は、人体に悪影響を及ぼす可能性があり超常刺激と呼ばれています。
一般的な刺激という快楽的な反応は、私たちが生きていくうえで非常に大切です。
なぜなら
- 好奇心が旺盛になる
- 行動的になる
- 冒険に出かける
- 様々なアイデアが生まれる
- 異性の存在が気になる
といような心から活発的になれる要素なのです。
しかし、これらの行動的な行いは良い兆候でありますが、逆に超常刺激を常に受けていると人体に悪影響を及ぼしたり、最悪の場合犯罪に手を染めてしまう可能性があるので注意が必要です。
一般的に言われている超常刺激+私の感じている「超常刺激+α」も紹介させていただきます。
もし、現在あなたが超常刺激に負けているのであれば、筋トレなど体を動かすことをやってみてください。ストレスや気分が落ち着くはずです。
ギャンブル
お金をかけたギャンブルでは、脳への刺激が圧倒的に大きいと考えます。身近なギャンブルといえば「パチンコ」や「スロット」「競馬」「競艇」「競輪」ではないでしょうか。
この中でも特に手ごろなのはパチンコとスロットです。
長い期間ではありませんが、私もパチンコをしたことがあります。初めのうちは、ただボーっとしながらチャッカーにパチンコ玉を入れていきます。
そして、チャッカーに玉が入ると台中央にあるデジタル画面が動き出し、数字や絵柄がグルグルと回り始めます。
この数字や絵柄が揃うとアタッカーが開き、ドンドン玉が入っていき大儲けできるのです。
数字や絵柄がグルグルと回り、リーチになった瞬間から心臓がバクバクと鼓動します。この状態が一番緊張し脳への刺激が過剰になります。
そして、数字が揃い大当たりが出た瞬間、他では例えれないような快感が体中を駆け巡ります!
この超常刺激を受けたら、なかなかパチンコから抜け出すことは難しいかもしれません。
他のギャンブルでも同じです。
お金を賭けていた馬や人が勝ちそうになると病みつきになり、ギャンブルから抜け出せなくなるのです。
ギャンブルを辞めるには、強い意志と家族の協力が必要になってくるのではないでしょうか。
ドラッグ
ドラッグにはいろいろな種類がありますが、一度ハマってしまうと抜け出すことが困難です。
ドラッグを体内に取り込むと脳が覚醒したり、体が浮いているような感覚にとらわれるようです。
私は、ドラッグをしたことがないため詳しい情報を書く事ができませんが。
ドラッグは、安価で手に入れられるものもあれば高額なものもあります。
ドラッグ欲しさに犯罪に手を染めてしまうケースがあるので、どれほど恐ろしい物か理解できるのではないでしょうか。
他人に被害を及ぼすような行動をとってしまうのです。
ドラッグを手にしないためには、悪い環境に近づかなかったり、興味本位で使用しないことです。
ジャンクフード
多くの人が喜んで食べるように、塩や砂糖、香料などをふんだんに使用しています。
時々食べる分には問題はないのですが、週に2~3回と食べているとカロリーオーバーになりドンドン脂肪が体についてきます。
ジャンクフードを食べ続けると肥満になってしまう可能性が非常に高いのです。
肥満になってしまうと、体が重たいため動きづらくなってしまったり、大幅に外見が変わってしまったりしてしまいます。
さらには、命に関わるような糖尿病や高血圧、脳梗塞といった大病を患ってしまう可能性があるのです。
確かに、時々「ハンバーガーとポテトを食べたいな…。」と思ってしまう事があります(;^_^A
体に良くないのは分かっているのですが・・・。
もし、健康のためにもジャンクフードを避けたいと思っているのであれば、お店の前を通らないようにするのが一番です。
なるべくジャンクフードの看板や匂いを嗅がないように意識すれば、ある程度回避できます。
インターネット
インターネット自体、そこまで古いツールではありません。しかし、この数年で通信速度が一気に加速し、多くの情報を得られるようになりました。
そのため、ちょっとした時間さえあればPCやスマホと睨めっこし時間を取られてしまいます。
しかも、インターネットでは子供向けは当然のこと、アダルト向けの情報も簡単に摂取できるため依存性が高いです。
自分だけの空間でできる要素から、日頃のルーチン化してしまいなかなか抜け出せません。
もし、インターネットの時間を毎日10%でも削減できれば、有意義な時間を使えるのではないでしょうか。
ポルノ
多くは男性向けの刺激的な情報になります。現代では、本やDVD以外にもインターネットから情報を集める事ができるようになりました。
インターネットが普及するまでは、限られた媒体のみからだったのですが。
一度ポルノで脳への刺激を与えてしまうと、依存はもちろんのこと、さらに過激かつ興奮度の高い内容を求めようとしてしまいます。
初めは興奮していたポルノであっても、徐々に脳が慣れてしまうためです。
そのため、本や画面を通り越して実物のポルノを求めるようになる場合もあります。
なかなかポルノから抜け出すことはできないようですが、心を侵されないように強い意志を持つことも大切です。
TV・ゲーム
TVやゲームは、無意識のうちに長時間続けてしまう可能性が危険です。
TVで言うとほぼ1日中番組がやっています。しかも媒体をPCやスマホに変更すると数えきれない番組が視聴できるようになります。YouTubeといった動画配信を含めると無限になります。
「この番組が観たかった!」という意思があってTVを視聴しているのであれば、まだ救いようがあるのですが。
ただ、TVやPCの前に座ってボーっと観ているとなると、かなり重症と考えられるのではないでしょうか。
しかも、自分の観たい番組が無かったとしても、いくらでも探せるため永遠にTVから抜け出すことができません。
あなたの貴重であるはずの時間が、本当は観たくもないような内容の番組に潰されてしまうのです。
これは、TVに限ったことではありません。ゲームも同じです。
さらに、ゲームには脳を刺激する快感の度合いが高めなので、依存性が非常に高いです。
中年の引きこもりの中には、1日中ゲームをしているという人も多いようです。人生自体を有意義に過ごすためにも、時間を決めて取り組むことをおすすめします。
TVやゲームから抜け出すには、かなりの勇気を意志が必要です。
私は、週1回で約2~3時間ほどだけ楽しみにしているゲームをしています。TVに限っては、家族がリモコン権を持っているため、ほとんど観ないです^^
ブルーライト
このブルーライトには、目や脳の休息を覚醒してしまう効果が報告されているようです。
つまり、就寝前にスマホやPCを観ていると眠りづらくなり不眠症になってしまう仮性が高いのです。
そうなってしまうと、1日の疲れが睡眠でとる事ができないので翌日の日中には、眠気が襲って来たり、仕事に集中できないといった症状が現れます。
車を運転中といった場合に症状が出てくると、あなたの命ばかりか他人の命も危険にさらすかもしれません。
ブルーライトの光を浴びないためにも就寝1時間前はスマホやPCを観ないようにしてみるのも良いかもしれません。
超常刺激を改善する方法
そして、これらの超常刺激を改善するにはどうしたら良いのか?
それはズバリ!
- 運動をする
- 筋トレをする
- 外に出て日光浴する
- 人の集まる場に行く
- 野菜中心の食事を意識する
- 就寝前にストレッチをする
という簡単なことから始めてみてください。
体も健康的になりますので、毎日が楽しくて超常刺激を受ける必要が無くなってきますよ♪