下腿三頭筋(かたいさんとうきん)とは?
下腿三頭筋(かたいさんとうきん)とは下腿の背面にある腓腹筋とヒラメ筋の2つの筋肉を総称して言います。俗にふくらはぎと呼ばれている部分のことです。
ヒラメ筋は名前の通りヒラメに似ていることから名前がついており、体のバランスを取ったり、活動時に体が前傾しないように支えることができます。
脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)、踵(かかと)の骨をつないでいる筋肉です。この部分は立ち仕事などで疲労が溜まりやすい部分です。
ふくらはぎの一番太く盛り上がった部分についているのが腓腹筋(ひふくきん)で、筋肉自体は外側と内側の2つに分かれていて大腿骨と踵の骨をつなぐように筋肉がついています。
日常的に使われるヒラメ筋とは違い、腓腹筋は日常生活ではあまり使われていません。
ですが跳ぶ、走るような運動で使われる筋肉ですので欠かすことはできません。
下腿三頭筋(かたいさんとうきん)は運動に使われる筋肉というだけではなく、下半身の血液や老廃物を上半身に送る働きがあります。
なんと下腿三頭筋はポンプのように血液を循環させてくれるので「第二の心臓」と呼ばれているのです。
下腿三頭筋(かたいさんとうきん)が衰えてしまうと、足の疲れやむくみなどのトラブルが起こりやすくなります。
日頃から下腿三頭筋の筋トレやマッサージをしておくことで、悩みを解消できるかもしれません。
あと、最近では台に乗るだけでふくらはぎをストレッチさせ血液の循環を促してくれるグッズも販売されています。
下腿三頭筋に疲れがたまっていると夜中目が覚めたりしてしまう事があります。
日ごろから溜まった老廃物をストレッチで流してくれるので、むくみなども解消できます。
台に乗るだけで手間も面倒なことも一切ありませんので興味のある方は、一度ご覧くださいね。
下腿三頭筋を鍛えるトレーニングは?
全身を支えている下腿三頭筋を強化することで、動作が機敏になり早く歩いたり走ったりできるようになります。
- カーフレイズ
- ウォーキング
- ランニング
- ジャンプ運動
など、足を使って移動するだけでも下腿三頭筋は鍛えられます。
下腿三頭筋を使うスポーツは?
足を使うスポーツならほとんどの場合下腿三頭筋が使われています。そのため、走れば走っただけ鍛えられるといっても過言ではありませんね。
- 野球
- サッカー
- バスケットボール
- バレーボール
- 卓球
- バドミントン
など、ほとんどのスポーツが該当しますので、挙げ出したらキリがありませんね。
といっても、さらに下腿三頭筋を鍛えてライバルに差を付けたいというのであればカーフレイズなどのトレーニングを日々した方が良いと思います。
カーフレイズは歯磨き中やドライヤー中など、いつでもできるトレーニングなので手間や時間がかからないのもいいところです。